暮らしと住まいについて考えています。
小さなコミュニティーを連携させる
 リアルなコミュニティーの規模はどのくらいに考えたらいいのか。決して大きくしてはいけないというのが私の考えです。
それにはコミュニティーの発生の原理を考えるといいと思います。始めはだれか面白いことや先進的なことをいいだし、そこに人が集まるものです。共感できるメンバーが集まり、その人たちがさらに周りの人を巻き込んでいくでしょう。その周りの人も中心的なメンバーに実際に触れ、その集団の知性を一緒に形成していきます。それはお互いに影響を与えながらひとつの集合体として存在していきます。お互いに顔が見え、言葉が交わされ、気持ちが伝い合う規模です。この集合体をコミュニティーと呼ぶならば、それには大きさの限界があります。そこを超えるとお互いの気持ちが伝わなくなります。さらに大きくしようとすると、離反する新たなコミュニティーが産まれてきます。それはむしろよいことで、コミュニティーにはそうした自由度が必要なのです。細胞のように、コミュニティーが分裂し、増殖していくのです。
 またそれらが連携して生命体のようなつながりがつくれていけば、全体としてさらに大きな集合体へと成長していくでしょう。それを社会というのかもしれないし、大きなコミュニティとも呼ぶでしょう。ですので大きなコミュニティをつくろうとすれば、小さなコミュニティーを連合させると考えた方がいいでしょう。もちろん死んでいく細胞があるように、なくなるコミュニティーも当然受け入れるべきでしょう。それぞれのコミュニティーの大きさはそれぞれの中心のメンバーのキャパシティーとコンセプトの力によって決まることでしょう。
 さてこうした連携するコミュニティーですが、それらをつなぎ止めていくためにはさらなる大きなコンセプトが必要になるでしょう。それが善なるもの、社会の望むべき物であれば大きなものへとなるでしょう。

 こうしたリアルなコミュニティーの考え方、ウェブ上でのコミュニティーを考える時にも類推できます。今盛んに大きなコミュニティを作ろうとする大企業のウェブサイト、コミュニティーとは、持続可能である事が何よりも大切、単に盛り上がりを作る事だけではないという事を意識しながら、注意深く進める事が大事だと思うのです。
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